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  • 執筆者の写真松田学

メディアが報道しない日本国民にとっての真の敵~コロナもウクライナ問題も根底にあるのはグローバル利権~

このところ報道といえば、ウクライナ、そしてウクライナ…その合間を縫って、もはや多くの国で「オワコン」になったコロナも日本のメディアは忘れられないようです。やはり気になるのは相変わらずの一面的な報道ぶり。これでは国民に真実は見えないでしょう。


一連の報道では、プーチンはとんでもない侵略者という面だけが強調されていますが、では、なぜ、自国の安全保障という国益のことを考えたプーチンが、こんな蛮行に及ばざるを得なかったのかという観点は報道からはなかなか見えてきません。


また、もはや新型コロナはデルタ株までの血管の病気(血栓を体じゅうに飛ばす病態)ではなく、オミクロンへと変異してくれたことで普通の喉風邪になってくれたということも、報道には出てきません。遺伝子型ワクチンが自然免疫を低下させるという研究が次々と出ているにも関わらず、そして、ワクチンを3度目、4度目と接種したイスラエルなどでコロナ感染がむしろ増えているにも関わらず、相変わらず、ブースター接種こそが唯一の正しい対策であることを前提とした政策や報道が続いています。


最近、私が街頭演説をしていると、皆さんが最も真剣に耳を傾けるテーマがコロナやワクチンの真実です。そして、メディアも政府も医療界も国民に本当のことを言わず、次の選挙のことや、既得権益の利害や、金儲けを優先し、国民の命や健康や生活のことは後回し…、各々が本来の使命を果たし、外国勢に左右されない国に向けて政治を変えるのが参政党の使命であるという趣旨のことを訴えると、極めて反応が良いことを感じます。


今回は、これに関連して、日本のマスメディアが決して報道していない真実の存在に関して論じてみたいと思います。そこには、多くの国民が考えている「悪」や「問題」の裏側に、日本国民にとっての本当の敵がいる。…コロナもウクライナも、利権拡大を求めてやまない世界のグローバリストたちの存在無しには、その本質は語れないでしょう。


ウクライナという国についてもそうです。同国は日本にとってそもそもいかなる国なのか。八幡和郎氏が北方領土問題とも絡めながら、日本のロシアとの関係についてメディアが報じない視点を提供していますので、それも併せてご紹介したいと思います。


●コロナ禍の時代は終わり、ワクチン禍の時代が来る!!

海外では多くの国々で、もはやコロナはニュースの話題にあまりならなくなったようです。前号のコラムでご紹介した馬淵大使曰く…「日本以外では、コロナではもう人々を騙せなくなったので、ウクライナが起こった。」…その真偽はさておき、日本はいまやコロナの敗戦国となり、世界に置いていかれているようです。


メディアによる情報操作…コロナをニュースネタにする方法は簡単です。2019年以前も無数の人々が罹っていた毎年の普通の風邪を、PCR検査で可視化して、それだけを取り出して「感染者数」として報道すれば、「コロナ禍」は続きます。


コロナ感染が集団免疫で収束するたびに、より感染力を強める変異株が現れて、より高い感染の波がPCR検査によって確認できることになるからです。これで人々の恐怖を煽れば、ワクチンの3度目、4度目の接種が進むことにもなります。


ほとんどの人々が無症候感染することで、国民の間で免疫力の訓練がなされ、波が来るたびに重症化率が低下していきますが、毎年、風邪をきっかけに他の疾患が悪化して亡くなる人々を「コロナ死者」としてカウントすることを続けていけば、ワクチン製造会社は継続的に利益を上げていくことができるでしょう。


オミクロンへと変異してくれたいまや、コロナ禍とは、毎年起こっている事象への過剰反応がもたらす「人災」であり、感染症の知識不足と政策ミスがもたらしているもの。ワクチン接種を続ければ、人間に本来備わった免疫力を低下させて「コロナ感染拡大」のみならず、別の感染症やがんなどを誘発することも、最近の研究で分かってきたことです。


発症者しか使用しない治療薬よりも、国民の大半が接種するワクチンを販売したほうが製薬会社は儲かります。お医者さんたちも、最近ではワクチンが大きな収入源になっているとか…。私たちは、グローバル製薬利権のために、健康や命、人生の大切な機会を奪われてきている…。「ワクチン禍」のことを分かっている現場の医療人たちも多数にのぼります。国民の健康に奉仕するプロ集団であるはずの医療界はどっちを向いているのか?


日本もようやく「まんぼう」をやめることになりましたが、いまでも国民のほとんどが感染防止とはおよそ無関係なマスクを着け続け、世界一の鎖国はまだまだ続いています。


振り返ると、国民の「コロナ脳」を転換する決断ができず、陽性者数と支持率の逆相関関係の陥穽に嵌まったまま政権を失うことになったのが菅前総理。最後は「ワクチン一本足打法」に頼ってしまいました。菅さんと同じ轍は踏むまいとする岸田総理。「羹に懲りて膾を吹く」が如く、真に国民のためになるのは何なのかということよりも、参院選に向けて支持率維持を優先することばかりを考えているのか、内外からのブーイングでようやく重い腰を上げたsakokuの緩和も、申し訳程度のものにとどまっています。


オミクロンだって怖い、だからワクチンを…そんな論理を正当化する懲りない「専門家」?たちが、相変わらず、根拠なき恐怖を煽っています。いったい誰のための専門家たちなのか、一体誰のために仕事をしている政治家たちなのか、いったい何のために報道しているマスメディアの方々なのか。良心が痛まないのかと言いたくもなります。


その前に、ちゃんと勉強してもらわねばならないのかもしれませんが、勉強すればわかります。コロナ禍の時代は終わり、喉風邪とワクチン禍の時代が来たということが…。


●善悪二元論を排して多元的に観よ

次にウクライナ情勢ですが、松田政策研究所CHでは山岡鉄秀氏と、状況をどう観るべきなのか、現時点での整理を試みてみました。この対談番組は意外と評価が高かったようです。結論は単純。プーチンによる侵攻を善悪二元論で見るな、多元的に見よ。


トランプ-バイデン大統領選でも、保守は二つに分かれ、やれ陰謀論だの違うだのと感情的な不毛な分断が起こってしまいましたが、ウクライナでも同じ傾向が強くみられます。しかし、日本のマスメディアからの情報に基づいて、「そんなの陰謀論だ」と切り捨てる方々に申し上げたい。これは勧善懲悪の時代劇ではありません。プーチンは極悪人、侵略者、叩き潰せ…プーチンが非難されるべきことをしたのは議論の余地のないこと。


しかし、大事なことは、では、プーチンをしてこんな蛮行に走らせたものはいったい何だったのかということもきちんと押さえるべきだということです。


世の中、テレビが言うことを信じる人たちが考えるほど単純なものではないでしょう。恐らく、多数の住民を殺害するような侵略までは、プーチンの当初の計画にはなかったはずです。これは、プーチンに侵略を黙認した習近平も同じ。電撃戦であっと言う間に、ネオナチと通じる現在のゼレンスキー政権を、NATOに加盟してロシアの重大な脅威になるようなことのないような政権へと替えられると考えていたのではないでしょうか。


それが、コサックの子孫、ウクライナ人たちのゲリラ戦的な勇猛さと、ネオコンなど西側勢力による支援によって、思わぬ泥沼化に…。しかし、こうなってしまった以上、プーチンは引けない。だから、こういう事態にならないよう、米国が対中国に専念できるよう、トランプはプーチンと仲良くしようとしていた。これを邪魔したのが米国の民主党…いったい何がこんな悲惨な事態をもたらしてしまったのか、多角的に見る必要があります。


●当初は何を狙おうとしての侵攻だったのか

以下は私と山岡氏との議論です…「プーチンの本来の軍事目標は、過激なネオナチの拠点の破壊だった。ネオナチを叩くための侵攻だったが、思惑がはずれて勇猛なウクライナ国民が立ち上がり、計算違いになった。では、ウクライナはアゾフ連隊に支配されているのか?彼らが入り込んで、ゼレンスキーとつながり、特定地域で酷いことをしていたことや、大きな力を持っていたのは事実。元々、私兵集団。その働きが認められて内務省の武装警察みたいになったもの。どれだけ支配力があるかは別として、そういう要素がある。」


「停戦交渉では、ウクライナ側の交渉団の一人は殺された。その理由が反逆。ウクライナの情報機関がやったことだが、そのトップも暗殺された。そういうことが普通に起こる国。プーチンの侵攻は肯定できないし、国際法違反だが、ウクライナという国が平和的な民主国家で、それが突然襲われたというものではない。腐敗はあるし、国民の不満はあった。だから、EUにも入れなかった。」


「ガルーシン大使が、武力侵攻はない、戦争にならないと平然と言っていたのにいきなり…。プーチンの独断、政権内部も上層しか知らなかったという説がある。ネオナチの拠点を叩くのが目的にしては、全土侵攻で陥落させようとしている。目的が途中で変わった。」


「最初は精密ミサイルのイスカンデルで中枢を狙い、政権転覆は電撃戦でと考えた。しかし、意外なことになったので、やむを得ず全面戦争になったのではないか。キエフまで落とすなら、20万の軍勢では足りない。80万必要なのは軍事常識。北朝鮮にミサイル実験をさせて、精密兵器として照準を合わせて、住民を殺さず、標的だけやって政権を替えて、ウクライナをNATOに加盟させない。そこを狙っていた。」


「プーチンは中立化、非軍事化、非ネオナチ化を言っていた。しかし、政権交代させたあと、どうするか。ここで撤退したらプーチン政権は持たない。ずっと、とどまらないといけないが、ウクライナはデカいし、NATO諸国にも接しているし、アゾフ連隊も跳梁跋扈。ロシアにとってはムリ。ソ連のアフガン侵攻も、やってみたらとんでもなかった。」


「ウクライナで米国が生物兵器を研究していた。元々ウクライナは軍事的な国。中国の遼寧も北朝鮮のミサイルもウクライナ製。平和的な国ではない同国には、ソ連時代からバイオラボがあった。そこに米国が来て、05年頃から、研究所をペンタゴンのものにしろというディールをした。ロシアの名目は、危険なウイルスをいかに制御するか。武漢も同じ。ロシアが安全保障理事会で、米国が危険なことをやっていると訴えたところ、中国がこれに乗って、武漢もやはり米国なのだと情報戦を始めた。」


「具体的な攻撃目標が色々ある。プーチンはあくまでそういう所を狙い、一般市民は対象でないという見方があるが、政権転覆は考えていた。ロシアにとってみれば、ウクライナがNATOに入ることが最大の脅威だった。恐怖に駆られた。5分でミサイルが届いてしまう。長い間、西側に要求してきた。それを回避することが最大の眼目。」


●いつかプーチンを弱体化しようとしていたグローバリスト利権vsナショナリズムの闘い

「欧州は天然ガス依存で、制裁は自分たちもきつい。ロシアの天然ガスに依存するまで、再生エネに偏ってしまった。プーチンの背中を押したのは、グレタ・トュンベリだという見方すらある。プーチンにチャンスを作った。総合安全保障を軍事とエネルギーの両面でやっていないと、こういうことになる。」


「オバマ、バイデンは、いつかやろうとしていた。その根底には資源利権がある。トランプは阻止していた。中国包囲網に専念するために、プーチンと仲良く、それを邪魔したのはヒラリー陣営。それでトランプはできなくなった。バイデンになって再びやろうとなった。莫大な資産と非公式な強大な権力を持つ人たちがいるのは間違いない。それがグローバリスト。彼らがロシアのエネルギーを狙っている。」


「プーチンの資源ナショナリズム。エリツィンの時代にはユダヤ系オリガルヒ、それに待ったをかけて、ロシアに富が落ちるようにしたのがプーチン。だから、プーチンをいつかなんとか戦争に引きずり出して、という動機になっていた。」


「米国ランド研究所が、いかにしてロシアを叩き潰すか、いかに自分たちのリスクとコストを抑えて効果的にロシアを弱体化させるかの戦略を出していた。それは、欧州のガスの依存度を下げ、米国の天然ガスに替え、ロシア依存度を落とし、経済制裁をして、情報戦でロシアの評判を落とす…その中に出てくるのが、ウクライナを使って挑発することだった。そうすると、ロシアは対応せざるをえなくなる。東部の住民にコミットせざるを得なくなる。そうして、ロシアに背伸びをさせて弱体化する。但し、やりすぎるとロシアは強いので、ウクライナは潰される。そうならないよう、徐々に…と書かれていた。こうなると、もはや陰謀論ではなく、事実だ。」


「ゼレンスキーはかなり強引なことをしてきた。ロシアの軍用機やヘリの部品を供給する企業を国有化して、株の半分をトルコに売り、プーチンは切れた。トルコが精密なドローンをウクライナに売るという話が出て、プーチンは激怒した。プーチンを単純に侵略主義者だというのはおかしい。領土的野心でやったのではないことは事実。軍事侵攻で失うことが多く、だから政権内のほとんどもやらないと思っていた。東部への進駐はあっても、いきなりキエフというのはロシア人もびっくりだった。すぐにウクライナに入れると思っていたのだろう。サイバー戦などで首脳部の除去、クリミアでは成功した。」


「プーチンがネオナチやDSと戦ってきたのは事実だが、それはあくまでロシアの国益の ため。そのためには、習近平とも金正恩ともイランとも手を組む。スーパーリアリスト。ロシアはそういう国でもある。ヒーローとみるのはナイーブ。正義のためではない。」


「狂気の侵略者というのは、計算が狂って合理的に行動できなくなっていることの現れ。敵はグローバル全体主義、それに対して国民国家を守るという立場は十分にあり得るもの。戦争は仕掛けられた。悪いのはむしろグローバル全体主義。ウクライナは緩衝地帯にしなければならなかった。そうでなくなると、パワーバランスが崩れてこうなる。米国もウクライナを使ってロシアを消耗させた。いろんな要素がある。」


「その米国とは民主党のこと。不正選挙をしてでもトランプを排除した。トランプがうまく機能していたら、自然にこの事態を回避できた。大統領選挙から今日のカオスまでが直線でつながっている。このように多元的に考えるべき。二元論ではない。それが結論だ。」


●日本には独自の立場がある~北方領土問題解決の千載一遇のチャンス~

欧米と歩調を合わせてプーチンを非難し、制裁するのは当然であるが、どの国も自国の事情は主張しており、ただそのまま欧米に従えば良いというものではない。そもそも日本にとっては、ウクライナのほうがもっと困った国である…こんな議論も出てきました。以下、八幡和郎氏の指摘はウクライナを批判しているものではなく、日本も自国の国益を考えて主体的に行動すべきだと、日本を叱咤激励しているものだと解釈しております。


「欧米諸国と価値観同盟で一緒に制裁する、特にヨーロッパの問題なので欧州諸国の意向を尊重するのが大事。ただ、ややこしくなっているのは、仲裁する人がいないから。イスラエル、トルコ、中国?日本がやって何もおかしくない。安倍さんも、プーチンがなぜウクライナのNATOの問題にこだわるのか、プーチンから直接聞いていた。ロシアの言い分も全く荒唐無稽ではないのだから、考えてやったらどうかという立場でやっていい。」


「制裁も、欧州などはガス来ないと困るからエネルギーは外すとか、色々言っていた。日本も事情がある。北方領土問題は絶好のチャンス。平場で何も起こらないと戻ってくるはずがない。何か起こったらチャンスということでアヒルの水かきをしてきた。今、それが生きる時。ロシアの戦後復興を手伝ってやるから考えてくれとロシアに言うとか…。ウクライナの仲裁で頑張ってくれたということで、初めて戻ってくる。」


「欧米から非難されると言うかもしれないが、サミットで北方領土を入れてもらったときも、何らかの犠牲を払っていた。コストはかかるもの。和平は可能だ。」


「もともと戦争をやる必要がないのに、これは欧州が追い込み過ぎたもの。EUやNATOはロシアの近くにまで迫りながらも、ロシアは入れない。プーチンはNATOに入れてくれと言っていた。欧州全体の平和の枠組みにしようと言っていた。それを蹴飛ばして、バルト三国とかポーランドを入れて、次はウクライナというから、怒ったもの。」


「ウクライナをロシアが侵略しなければよい。ロシアにとっては、NATOがウクライナに来て核爆弾が入るウクライナにしなければ良い。それを日本のような中立的な国が入って、何十年間の安全保障へと仲裁する。両方文句なく、プーチンもメンツが立つ。日本は下心が無い国という評価がされている国だ。」


●日本にとってはウクライナのほうが問題国…欧米はロシアを追い詰め過ぎた

ウクライナは可哀そうなのか?日本にとってはウクライナのほうがもっと困った国。ロシアを怒らせたら困ることが多いが、ウクライナはそうではない。中国にウクライナは空母の遼寧を売った。北朝鮮のミサイルは主にウクライナ製。日本海に飛んでくるミサイルはウクライナ人が創ったミサイル。そのようなウクライナに…?」


「確かに日本はソ連に酷い目に遭ったが、それをロシアと言い換えている。ソ連を構成する重要な部分にウクライナがある。フルシチョフはウクライナ人。北方領土を占拠している人たちの4割はウクライナ人。ソ連がやった悪事はウクライナがやったもの。」


「そもそもウクライナは国でも民族でもない。ロシアの南でいろんな勢力が入り乱れていた地域を、ロシア革命のあと、ウクライナという共和国にしたもの。1932年の大飢饉がジェノサイドだと言っているが、これはウクライナからカザフスタンにかけて全般的な農業政策の失敗だった。ロシアが少数民族を死なせたものではない。ロシア人が多い地域はカザフスタンもウクライナの西もそうだった。」


「韓国の反日史観とそっくり。それが不愉快なのは、まだ朝鮮という国がなかった頃の話であること。それと論理の運びが似ている。慰安婦の問題、徴用工、日本がつけられているいちゃもんと似ている。言ったもの勝ちで日本にとって困ったこと。」


「今回の話については、東部でロシア人保護のためならまだわかる。全土は無茶。似ているのは真珠湾、そこに至るまでは日本に言い分があっても、真珠湾は弁解できない。その点はロシアについても否定すべき。しかし、問題はロシアを追い詰めすぎたこと。ウクライナがNATOに入れないことにすればよかったこと。主権国家の自由とはいえ、中国がメキシコと軍事同盟を結んだら大変なことになるのと同じ。ロシアともよく話し合ってといかないと、平和なんて維持できない。」


「もともとない国がまとまるためには、ある程度極端な歴史観がないとまとまらなかった。それを米国がけしかけた。EUがポーランドを入れるなんて思わなかった。ウクライナを入れる決議には、フランスは反対した。意思決定が難しくなるということが理由。ポーランドとハンガリーのナショナリストで、EUが動かない。そこにさらにウクライナを?ナチ支配は大げさだが、ナチはいる。アゾフ連隊など。しかし、ウクライナの大統領がナチかというと、そうではない。フランスのルペンよりは民族主義だが。そういう国を入れたら、EUは動かなくなる。だから、入れるとは約束していない。」


「ロシアの力をそぐことをすれば、怒り出すのは当然だ。正義の味方みたいなことを米国は言っているが…やりすぎ。追いつめてはダメ。そこまでやるの?ということをやった。」


●ロシアに理解を示すべき日本のポジションがある

「日本は欧米と合わせるが、ロシアに理解は示すポジションをとるべき。安倍さんが仲介するチャンスをチームを作って…。柔軟なことを考えるチームを作る。それでちょっと傷を負っても仕方ない。安倍さんは27回もプーチンに会ったのだから。」


「プーチンが気が狂った?むしろ、プーチンだけが正気だから問題。自分が何をしなければならないかをとことん考えている合理主義者だ。ちょっと見通しは甘かったが…。バイデンのほうが支離滅裂だし、ゼレンスキーはおかしい。近代の戦争の歴史の中で、大都市で民間人が粗末な武器で抵抗するというのはやめようということでやってきたはず。普仏戦争もナチスのときもパリは抵抗していない。市民みんな頑張れではない。無理な抵抗して人が死ぬことはしない。」


「米国はどうするつもりなのか。プーチン政権を倒すと言っているが、それでロシアがまともになるかわからない。核兵器もコントロールできなくなるかもしれない。」


「ジョンソン英国首相は自分のスキャンダルを隠すのにこんな良い機会はないということで煽り立てている。マクロンは4月の大統領選に再選確実になってきた。ドイツのショルツ首相は…メルケルはロシアにシンパシー、尊敬する人はウクライナを征服したエカテリーナ2世だとしていたのがメルケル。ショルツには、親ロシア派を追い出そうという動機がある。彼らの言うことは額面通りには受け取れない。皆、正気ではない。」


「日本は正気で行くべきだ。西側に協力するが、日本には日本の立場があり、ロシアの言うこともわかると…。北方領土に関して言えば、唯一のチャンス。これでダメならもうダメ。これで言えないなら、北方領土を返せなど言うなということになる。肝心な時に頑張れなければ…。ここが踏ん張りどころで怖がっていてはダメ。日本は覚悟を持て。」

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