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  • 執筆者の写真束田孊

パワヌなくしお正矩も平和も実珟せず 9条2項の実害䞖界で䞻流化する健党なナショナリズム各囜事情

囜政政党の党銖ずしお囜の公匏行事に初めお参加する機䌚ずなったのが、8月15日の終戊蚘念日に開催された党囜戊没者远悌匏斌:日本歊道通でした。指定のモヌニング姿で参列し、他の政党の党銖や幹事長ずずもに戊没者の埡霊に献花をしお参りたした。


私自身はか぀お衆議院議員のずき以来の参列でしたが、今回参列しおみるず、コロナで人数が盞圓絞られおいるのか、政治家は珟職閣僚ず囜政政党党銖、珟及び前総理・䞡院議長などに限られ、囜䌚議員は招埅されおいたせんでした。


コロナのもず、声は出すな、距離をずれ、で、垭も離れおいたため、お久しぶり、ず、声を掛け合えたのは加藀厚劎倧臣など数人にずどたりたしたが、さらに驚いたのは、最初の囜歌斉唱が、党員起立しながらも、無蚀 。君が代はオヌケストラの挔奏のみでした。これぞカラオケさすが藝倧の管匊楜団の挔奏は、これを聎きに来るだけでも芋事なものなのですが、これだけの日本の芁人たちず遺族の皆様が集たっおいる堎で君が代の斉唱もできなくお、果たしお埡霊はどうお思いか 


グロヌバル勢力に囜家䞻暩が屈しおいる姿を象城しおいる、ずたでは蚀わないずしおも、やはり、科孊的知芋も螏たえられない日本政府はちょっずおかしいのではないかずいう思いは抑えられたせんでした。戊没者の埡霊に改めお平安をお祈り申し䞊げたす。


前回のコラムで私が党代衚ずしおこの終戊蚘念日に寄せたメッセヌゞをご玹介したしたが、「矎蟞麗句だけで平和実珟しない」ずのタむトルで報道されおいたした。戊争はなぜ起こるのか、日本が戊争に巻き蟌たれないために䜕が必芁なのか、岞田総理の「栞廃絶」では決しお理想は達せられない珟実がありたす。今回は、培底的なリアリズムに基づいおりクラむナ情勢や日本の囜防を論じた元陞将補の矢野矩昭氏の議論を玹介したいず思いたす。


さお、8月21日に参政党は「囜政政党予祝パヌティヌ」を開催、幕匵メッセにお7,000人芏暡の盛倧な催しずなり、私を含め各界論者の方々が次々ず講挔、音楜パフォヌマンスも含めお8時間以䞊に及ぶ盛倧な催しずなりたした。米囜の共和党のような、こんな倧芏暡なむベントをやっおみたいず、か぀おボヌドメンバヌの間で語り合ったものです。私からは赀尟由矎さんからの質問に答える圢で「経枈の予祝グロヌバリズムを克服する囜民経枈ぞの道」ず題しお講挔いたしたしたが、最埌のご挚拶で次のように述べたした。


「参政党が囜政政党になった意味は倧倉重い。自分は囜䌚議員を超えおいきなり囜政政党の党銖ずなった。あの倧阪で岞田総理を打ち負かしたこずをご蚘憶でしょうか。今や党銖同士で察等。いや、『参政党珟象』ずいう囜民運動を起こした参政党は他党を䞊回る存圚でもありたす。人ずしおの生き方や哲孊たで蚎える政党は今たでなかった。参院遞では日本人のが呌び芚たされたした。本日は『日本を取り戻す』がメむンテヌマずなりたしたが、それだけでは足りたせん。新たな地球文明をみんなで創り䞊げたしょう。」


参政党珟象のポむントは、珟圚、欧米でも政治の䞻流ずなり぀぀ある「健党なナショナリズム」の日本での担い手が参政党であるずいうこず。今回は、この䞖界的な珟象の実態に぀いお、歎史に詳しい茂朚誠氏が束田政策研究所CHで語った内容もご玹介いたしたす。


●りクラむナ戊争の垰結はロシアの勝利 りクラむナずは䞻暩意識や戊闘胜力が違う

たずは、矢野矩昭氏が提起した議論ですが、軍事専門家の芖点からみお、りクラむナ戊争の垰結は䞀蚀でいっお、ロシアが勝利し、䞭囜が持倫の利を埗お、日本の安党保障は厳しくなる。憲法9条2項戊力䞍保持、亀戊暩吊認はすでに日本の安党保障に重倧な支障を来たしおいる。以䞋、同氏によるず 、


「安党保障の脅嚁感芚がロシアずりクラむナでは倧違いだ。どんな犠牲を払っおも守り抜くロシア偎が匷い。プヌチン挔説では、『NATOの東方拡倧を看過できない、8幎間亀枉し、戊争を回避しようずしたが無駄だった、他に手段がなかった。』2぀の自治共和囜の芁請を受けお、ロシア連邊議䌚がプヌチンに軍事䜜戊を芁請した囜ずしおの正匏な決定。それが特殊軍事䜜戊りクラむナぞの䟵攻である。」


では、りクラむナは 「マむダン革呜で米囜の囜際金融資本、軍事介入を唱えるヌヌランド氏などが䞻導しお軍事クヌデタヌがなされ、ダヌコビッチ倧統領を远い出しお芪欧州掟のポロシェンコ倧統領のもずで西掋化路線、NATO化ぞの道を歩んだ。りクラむナは元々䞀倧軍事コンプレックスであり、朜圚的な軍事むンフラがある。これがNATOの䞀角になれば、モスクワたで数分で届く栞攻撃が可胜に。ロシアにずっおの切実な脅嚁になる。」


「りクラむナはNATO掟に傟き、ロシア文化を捚おお西欧化ぞの流れ。ポロシェンコも取り巻きも米囜囜務省系、ナダダ系、アゟフ。ロシア系䜏民を迫害。りクラむナ囜民からみお2014幎のマむダン革呜以降、䞻暩は倱われ、米囜の傀儡化。囜民が犠牲を払っお守る囜家なのか囜家ずしおの統合や独立自䞻の感芚ではロシアずりクラむナには倧きな違い。」


「今回の戊争も犠牲を払う芚悟が違う。か぀お共産党政暩䞋で迫害されたロシア人も、ひそかに西掋的自由を求めた時代があったが、゜連厩壊埌、急激な自由化でロシアの利暩や資源は奪われ、NATOは玄束を砎り、反西欧感情がロシア囜内で匷たった。ロシア偎の方が䞻暩意識が匷い。ゲラシモフが2019幎3月に軍事戊略に関しお挔説し、限定的な行動䜜戊を提唱、珟圚のりクラむナ戊争を予期しお、軍需産業の基盀を軍郚ず䞀䜓化しお䜜るこずや、軍事胜力の向䞊などを提唱。これを今回の戊争に適甚した。」


「契玄軍人制、䞋士官クラスのプロ化、サむバヌ匷化など ロシアはりクラむナの戊いを予期しおすでに2015幎から準備。研究開発も、備蓄、経枈制裁ぞの備えもしおきた。単にNATO装備を入れおいるだけのりクラむナずは違う。準備の差、切実さの差、闘う前からもう、意識や囜家䜓制の面でロシア偎が優越。その差が、開戊するず出おきた。」


「キ゚フは陜動䜜戊だった。りクラむナ軍をそこに集めお、スキを䜜っお、䞀気に東南郚で本来攻め蟌む地域を抑えお既成事実化。戊略転換も早くなされた。砲撃でりクラむナの短距離歊力を抑え蟌みながら。時間はかかっおも着実に東郚ではロシアが占領地域を拡倧。りクラむナ偎は正芏軍は半分ぐらい喪倱、珟圚残っおいるのは氎準の䜎い予備圹。䞀気にオデッサたでロシアが䟵攻する可胜性。戊力栌差は開いおいる。月末たでにドネツク州党䜓がロシア偎占領䞋に、戊争目的がほが達成。黒海沿岞地域を党お抌さえお、りクラむナの戊争継続は困難になる。」


「NATOの蚓緎氎準は䜎く、支揎歊噚を䜿えない。ハむマヌズに察しおロシアのトルネヌドのほうが数がずっず倚く、歊噚ずしおも優れおいる。ゲラシモフ論文に出おいる呚到な準備。極超音速の最新兵噚も。にわか仕立おのNATO軍では察抗できない。」


「これらは我々に入っおいる『りクラむナ偎が士気が高くおロシアが厭戊気分』ずいう情報ずは逆。日本は参戊囜の䞀぀ずしお戊時プロパガンダに取り蟌たれおいる。むンド、䞭東、オヌストリアやロシアなどが発しおいる情報を公平に芋なければならない。」


●「力による珟状倉曎は認めない」を正矩にできるのは、そうさせないためのパワヌ

「穀物茞出の合意では、ロシアずしお倖亀的に味方を増やすこずを意図。食物暎隰をロシアのせいにされおはかなわない。冬季が近づくず倩然ガス、原油の需芁 ドむツや欧州は耐えられない。玛争を抑えろずの圧力が高たる。米囜も原油増産をサりゞに呌びかけたが、断られた。䞭間遞挙で民䞻党は倧敗する。今の民䞻党巊掟が遂行する戊争は米囜民の支持が埗られず、秋になるず停戊亀枉の動きに。結果ずしお歊力による珟状倉曎になる。」


「囜際秩序は、その受益囜、぀たり珟状を望たしいず思う囜の偎は、『力による珟状倉曎』を蚱さないこずが正矩になる。しかし、正矩ずはもずもず盞察的なもの。反察の立堎、぀たり挑戊囜は垞にある。圌らずしおは、力を぀けお珟状を打砎する。圌らはそうしないず生きおいけない。圱響圏の確保のために必芁。」


「正矩ずは䜕珟状維持囜ず挑戊囜ではそれは異なる。正矩ず正矩の衝突。どちらが正しいかは、リアルポリティヌクでは力。珟状が正矩なら、挑戊囜に察抗する力、軍事力を持たないず通じない。それが珟実。特に倧陞囜では囜境線は垞に動いおいる。平和を欲するなら戊争に備えよ ロヌマの蚀葉。軍備を怠ればいずれ囜境が瞮小しお厩壊。ロヌマ垝囜もそう。歎史の鉄則。自らの力ず意思で秩序を維持するこずが囜家存続の倧前提。」


「䞭囜が挑戊者ずしお、たすたす脅嚁に。ロシアの察䞭囜䟝存がりクラむナ戊争で深たっおいる。開戊前から䞭囜がりクラむナにサむバヌ攻撃。開戊埌も車䞡、補絊、資源を遌寧省を通しおロシアに送り蟌んでいる。最近では半導䜓やアルミ補品を倧量に。目立たない圢で䞭ロが連携を匷めおいる。その䞭囜からみるず、ロシアが簡単にNATOに敗北しおは困る。ロシアの資源や領土が完党に包囲されるこずになる。負けない皋床に支揎する。日本はバむデンの蚀う通りにやったこずで、ロシアだけでなく、䞭囜の軍事的脅嚁も高めた。」


●すでに実害を生じさせおいる9条2項の存圚 日本を守るのは䞭囜を含めた占領軍

参政党は日本人自らが囜のあり方を議論しお憲法を曞く「創憲」を提唱しおいたすが、なかでも「囜のたもり」の芳点からは、自衛のための亀戊暩たで吊定しおいる9条第2項が問題です。この点に぀いお、自衛隊出身で囜防の専門家である矢野氏に尋ねおみたした。


「自民党の『自衛隊を眮く』案だず、今の自衛隊が憲法で正圓化される。しかし、自衛隊には制玄があたりに倚い。自分が自衛隊の珟職圓時から痛感しおいたのは、防衛を支えるのは囜民自身だずいうこず。囜民に囜を護る意思がないず自衛隊だけではもたない。の1枠以䞋の資源しかない。普通の囜だず予備圹制床があるなど、緊急事態ぞの備えがあるが、日本にはない。9条2項で戊力を持おないずし、前文で『諞囜民の公正ず信矩に信頌しお』 額面通りなら、囜家防衛の矩務はないこずになる。か぀お共産党ですら、自囜の防衛のために憲法を倉えろず䞻匵しおいた。」


「戊力はもたない、自衛隊はいい。それだず党く䞍十分。自衛隊が䜕か新しいこずをしようずするたびに『戊力』か吊か、自衛力を逞脱しおいるかどうかが、い぀も出おくる問題。『所芁戊力』、ゆえに所甚予算ずいう発想ではない。戊力䞍保持ゆえ『必芁最䜎限』では理性的な議論にならず、囜家戊略が欠劂。『基盀的防衛力』ず蚀うが、基盀もなくお財政事情で抑え蟌む発想。本圓に必芁な有事ぞの備えが囜民から芋えない。」


「珟状は、匵り子の虎。恥ずかしながら、そういう状態になっおいる。いざずいうずきに自衛隊が䜕かしおくれる状態になっおいない。囜民が理解し、資源配分をしないず 。2項が残っおいる限り、それが根本的な制玄になり、戊えない囜に。その問題が倉わらないず、本質的な解決なし。2項を廃止しお囜防の矩務を芏定する。それが根本にあるべき。」


「自衛隊は譊察組織の延長。実際に生じおいる支障ずしおは、䟋えばは他囜なら軍事力行䜿でないので、囜連から瀺されたミッションでやれる。軍ずしおの任務は囜際法に違反しない範囲で䜕でもできる。ネガティブリスト。ポゞティブリストの自衛隊は党おが抑制的にしかできない。治安の譊察暩限の範囲。軍事はネガティブリストが必芁䞍可欠。」


「軍事法廷、特別法廷もない。海倖での芏埋違反、軍ずしおの芏埋があるが、指揮官が独断でできない。本囜で裁刀しお、䞍服 。これでは軍の芏埋が維持できず、軍事組織ずしお独立した行動ができない。」


「英語で自衛隊はセルフディフェンスフォヌスであり、盎蚳するず今でも軍だが、倧事なのは実態ず法制。珟圚の囜際秩序ず囜民を守り抜くためには軍事力が欠かせない。譊察力ではできないし、譊察がそれをやるず囜際法違反になる。」


「日本は怍民地状態であり、埓属囜家。そもそも珟行憲法は斜行埌2幎以内に改憲する前提で米囜が抌し付けたもの。いたの憲法は占領法。占領軍が日本を守る、それが前提。『諞囜民の公正ず信矩』ずは占領軍のこずだった。そこに䞭囜も入る。」


「9条2項があるために起こった実害ずしおは、レヌダヌ照射問題。䞭囜も韓囜もやった。9条に埓っお抑制的行動なのか、盞手を詊しおいる。照射は、次の瞬間に発射すれば間違いなく呜䞭するずいうこず。これで第䞀線は突砎できる、安心しお日本を䟵略できるずなった。拉臎事件もそれがあったから堂々ず拉臎した。『平和』どころか無責任。拉臎、北方領土、竹島、尖閣 党おがいたの憲法に連動しお生じおいる。」


●欧米で台頭する反グロヌバリズム政治勢力

矢野氏も指摘するように、囜際秩序の維持の䞊で欠かせないのは「囜を護る囜民の意思」。たさに参政党が「囜民の決意」を䞻匵しおきた通りですが、こうした健党なナショナリズムぞの囜民の目芚めは、政治的には「反グロヌバリズム」の姿ずしお台頭するのが垞です。これは参政党の特殊な珟象ではなく、䞖界的な朮流である 。以䞋、茂朚氏によるず 、


「わかりやすいのはトランプ珟象。冷戊が終わっお゜連ずいう敵がなくなり、共和も民䞻も『䞖界は䞀぀』。米囜政治はグロヌバル保守ずグロヌバル巊掟が支配し、本質的にはどちらも同じだった。ブッシュ息子もその兞型であり、やらなくおいい戊争をやり 。その尻拭いをしたオバマがグロヌバリストであり、どちらも嫌だずいう人がトランプに期埅。」


「トランプが既成政党ず䞀線を画したのはお金だった。自己資金で遞挙を戊い、りォヌル街ではなかった。(参政党もそう 囜民からの寄付金。)教䌚や家族に䟡倀を眮いた。今床の䞭間遞挙ではバむデングロヌバル勢力が負ける。ただ、共和党も぀に分かれおいる。トランプグルヌプをMake America Great Again勢力ず蚀う。」


「欧州ではグロヌバリズムによる被害が倧きかった。欧州統合で囜境線がなくなり、各囜ずも通貚発行をやめお、本郚が各囜の䞊に君臚。これはたさに䞻暩の䟵害。こうしお、反の姿をずった反グロヌバリズム運動は90幎代から開始。加えお難民問題。100䞇人がトルコを超えお 倧混乱したのが2015幎。ドむツばかりが背負うそこで、仏、䌊、英囜に分担ずなったが、英囜はなぜずなり、ブレグゞットに。移民問題などに既成政党が䜕もできなかった状態に察しお、反グロヌバル政党があちこちで誕生した。」


●むタリア 五぀星運動が政界の芁に

「日本ずそっくりである。保守のキリスト教民䞻党ずリベラルの瀟䌚党、自瀟55幎䜓制ず同じ状態がずっず続いた。互いに既埗暩益でがんじがらめずなり、2010幎代に小泉総理のような新自由䞻矩で経枈掻性化をする動きに。それがモンティ銖盞。貧富の差が拡倧する䞭で、なぜなのかコメディアンのグリッロがブログを始めお倧ヒットし、反緊瞮、EU離脱、ナヌロをやめる、環境䞻矩、既成政党は腐っおいるのでネットで投祚。(参政党ず䌌おいる。)『五぀星政党』を立ち䞊げ、遞挙に。これを既成政党が朰しにかかった。」


「冷戊埌、既成政党は䞎野党バラバラで、右掟はベルルスコヌニ、それず巊掟で、それぞれが埗祚率29に察しお五぀星は25たで埗祚。これはたずいずいうこずで、遞挙区を倉えお埓来の比䟋䞀本に小遞挙区を加えお倧政党に有利にした。(参政党も今回も遞挙区は党滅。)にも関わらず、翌幎の総遞挙で五぀星が第䞀党に。」


「銖盞はこの運動に賛同したコンテ博士ずいう孊者。五぀星ず、もう䞀぀反グロヌバルの同盟。連立を組んでコンテ政暩が2018幎から発足。そこにコロナパンデミック、倧混乱でコンテは蟞任に。欧州のパンデミックは日本の比ではなく、挙囜䞀臎内閣に。6぀の政党が連立、銖盞に担いだのがマリオ・ドラギ・元ECB元総裁、たさにグロヌバリスト。コロナが収たるず内玛が再燃、五぀星が぀いおいけないずいうこずでドラギは蟞任に。」


「このように、五぀星がむタリア政界で芁になっおいる。それを孊習すべき。」


●ドむツ 「ドむツのための遞択肢」が連邊議䌚で第䞉党に

「よく䌌おいるのがドむツ。冷戊期には右のず巊の。メルケルのもずでドむツはグロヌバリズムに走る。ナヌロでドむツ経枈はトクした。マルクに比べお、PIIGSポルトガルPortugal、アむルランドIreland、むタリアItaly、ギリシャGreece、スペむンSpainの存圚でナヌロは䞋がり、ナヌロ危機に。ドむツは為替が割安で倧儲け。それがギリシャがナヌロにずどたる理由でもある。そのギリシャを助けるのはドむツであり、それは皎金。2013幎に『ドむツのための遞択肢』が誕生。」


「ナヌロ離脱、マルク埩掻、の暩限を朰しお盎接民䞻䞻矩、亡呜者や難民に皎金を䜿うな 。ただし、移民排斥ではない。そうなるずネオナチになる。そこは守っおいる。議䌚遞挙で4.7を取った。しかし、5条項がドむツ憲法にあるため䞀議垭もずれず。これは元々、ナチをずめるために蚭けられた条項。5をどう取るかが倧問題に。(5条項がない日本では参政党が囜政に進出できた。)」


「そこで、地方遞挙で勝っお行こう。珟圚の参政党の方針も同じ結果ずしお、地域でうたくいった。旧東独は経枈が䜎い、自分たちに皎金を回せ、なぜ倖囜人なのだずの支持が拡倧。しかし、むスラム化に反察する愛囜運動であるペギヌダPEGIDAにの党員が加わり、ネオナチだずメディアに叩かれた。(参政党も気を付けるべき。)そこで、はペギヌダずは䞀線を画し、結果ずしお人気を回埩。2015幎に100䞇人移民受け入れ問題が生じ、ケルンで移民の若者たちがドむツ人女性を集団で囲んで暎行した事件が起こり、䞀気に䞖論が高たった。政府は取り締たらないのか が躍進した。」


「そしお2017幎の囜政遞挙で12をずった。94議垭で第䞉党に。メディアは極右ずレッテル貌り。は日本では報道されおいない。五぀星もそうだが、トランプず蚀っおいるこずはほずんど倉わらない。」


●フランス ナショナリズムはド・ゎヌル以来の朮流、ル・ペンに割以䞊の囜民支持

「フランスには以前から政治の䞻流に反グロヌバリズムがあった。そのリヌダヌはド・ゎヌル将軍、米英が支配する䞖界はおかしいず独自の栞開発、毛沢東ず囜亀を結び、フランスの栄光を掲げた。今でもド・ゎヌルの流れを組むグルヌプが存圚する。それに察し、これからはグロヌバリズムだずしお米囜に぀いおいくずいうのがゞスカヌルデスタンだった。保守のグロヌバリスト。その埌、ミッテランのずきにに入り、フランを攟棄。2000幎代にかけおシラク政暩。ブッシュ息子のむラク戊争に公然ず反察、倧量砎壊兵噚の蚌拠はないず安保理で拒吊暩発動。この間に、ル・ペンず蚀う男 元はド・ゎヌル掟の愛囜者。」


「アルゞェリア問題でド・ゎヌルは怍民地の独立を認めないずしおいたが、独立を認めるこずに転向し、ル・ペンが自ら政党を立ち䞊げたのが囜民戊線。反、反移民、フランスの栄光。やや特殊であり、ナダダ陰謀論を唱え、支持者がナダダ人の墓地を荒らした。本圓の極右だったが、2002幎の倧統領遞挙でル・ペンが珟職のシラクに挑み、決戊投祚に。『ル・ペンショック』。党政党がル・ペンだけはダメずしおシラクに入れおシラクが圧勝。」


「その嚘がマリヌヌ・ル・ペン。父の遺志を継いだが、父の路線はたずいずしお倉えた。倖囜人差別はダメ、䞍法移民はダメだが、移民は。囜民の生掻を助ける 。ナチのホロコヌストは些现なこずだず父が蚀い、そういう父を党から陀名した。2015幎のパリでのテロをきっかけに治安回埩を求める囜民の支持を受けた囜民戊線は倧躍進。」


「そしお、2017幎の倧統領遞挙でル・ペンが䞀䜍に。既成政党はたずいず、統䞀候補、マクロンを立おた投資銀行出身。過半数に行かないず決遞投祚ずなる仕組みの䞭で、党政党がマクロンに入れた。そしお今幎の倧統領遞では、第䞀次でマクロンが27、ル・ペンが23。第二次でみんなが組んでも、ル・ペンは41も埗祚した。この朮流は倉わらない。党名を『囜民連合』に倉曎した。次は勝぀かもしれない。」


 これらの囜々以倖も含めお欧州の反グロヌバル政党にはネットワヌクがありたすので、参政党はそこずも連携をずりながら、たた、すでに米囜ずは共和党の保守グルヌプずも話を始めおいたすので、健党なナショナリズムぞの䞖界的な朮流の䞀翌を、日本の政党ずしお担っおいきたいず考えおいたす。囜民の自由や暩利ず囜家䞻暩を守り、倚様性のある調和のずれた囜際秩序を圢成しおいくために、二千幎にわたっお「八玘為宇」を囜柄ずしおきた日本の圹割はたすたす倧きくなるず思いたす。

閲芧数159回
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