連日、パリ五輪の報道が続き、日本選手の悲喜こもごもの活躍に寝不足気味の方も多いでしょう。世界中の人々が自国の選手を応援するこの五輪の場は、私たち日本国民も実は、れっきとした愛国者であることを気づかさせてくれる場でもあります。自然と日の丸の掲揚を喜び、君が代を聴きながら日本人メダリストを讃える。当たり前のことですが。
こうしたどの国民もが抱く愛国心は、日本のように戦後のプロパガンダで政治的に否定されるケースもあるように、その自覚度に差異はあっても、各国民の心中に潜在的に受け継がれている自国の固有の文化や慣習、歴史や伝統を映じるものですが、今回のパリ五輪の開会式は、これを真っ向から否定する演出によって世界中で物議を醸しました。
「五輪開会式は人類社会の閉会式」…こんなコメントもあったようです。あのマリー・アントワネットが両手に抱える自分の生首が歌うシーンなど、そもそもがシュールで諧謔趣向のフランス的?な演出も度肝を抜くものでしたが、最後の晩餐を模した場面にLGBTが登場するあの異様な演出は、宗教への侮辱だけでなく、キャンセルカルチャーのポリコレそのものであり、これを世界中に伝播させるメッセージだったと言っていいでしょう。
国境も文化の違いも性差も何もかも超えて人類は共存する、それ自体は平和のメッセージに聞こえますが、これをもって誰もが表から反対できない「差別反対」を最高規範として押し付け、マジョリティの人々を拘束する全体主義が各国で社会の分断と混乱を生んできたことを忘れてはなりません。まさに「一つの原理のもとに世界は一つ」の「グローバリズムオリンピック」。愛国主義を掲げる「極右」の国民連合RNを抑えるために、議会を左翼に支配させたグローバリストのマクロン大統領のもと、異例の五輪となったようです。
他方で、欧米各国では、RNのルペン氏がそうであるように、今回の演出を非常識と考える立場も政治的選択肢として著しく台頭しています。米国であのトランプ氏が闘っているのもバイデンやハリスではなく、そのバックにあって民主党を支配するグローバリズム勢力。具体的には、金融、軍産複合体(戦争屋)、ITに、近年では環境(脱炭素原理主義利権)や医産複合体(コロナパンデミックにおけるmRNAワクチンで顕著に)が加わりました。いまやワシントンD.C.のミッションは彼らの利益極大化を図ること。
中東専門家で論客として知られる石田和靖氏は、あのトランプ氏暗殺未遂事件もイスラエルが関与していた可能性を指摘しています。トランプが当選すると困るのは戦争が終わったら困る人々。そうなると、ゼレンスキーもネタニヤフも米国からの支援だけでなく、政権を失ってしまう。民主党が大統領を続ければ、戦争屋利権のもと戦争は継続…。現在の中東での戦火も、その発端はバイデン政権の中東外交がもたらしたものでもあります。
このネタニヤフ首相ですが、どうも自己都合で戦争を止められないようです。このところ、イランのライシ前大統領、ハマスの最高指導者、ヒズボラの司令官…と暗殺が続いていますが、石田氏によると、イスラエルはイランとの戦争に突入し、世界は旧約聖書のエゼキエル書に述べられた通りの展開で全面戦争に向かっていく…これがネタニヤフ政権を支配するシオニストたちのシナリオだそうです。ついに核を伴う第三次世界大戦か…。
同氏が私との対談で示してくれたのは、人類が予想以上の危機的状況に置かれているという衝撃的な事実でした。核保有国であるイスラエルの現政権は、これまで核を不使用にさせてきた「相互確証破壊」理論が通用する普通の国の状況ではない。現在の第六次ネタニヤフ内閣の「オクトパスドクトリン」に従って、同じく事実上の核保有国であるイランを潰しにかかっている。最近のいくつかの暗殺事件も、そのことが関係しているようです。
閣内の3人のシオニスト強硬派の意向に従って戦火を拡大させないと内閣は崩壊し、首相辞任でネタニヤフ氏は汚職で逮捕されてしまう。国民の大半が戦争反対なのに、こんな自己都合で世界を災禍に巻き込んでいく。戦争屋グローバリズムの側に立ち、権力維持の自己都合で首相を辞めないという点では、日本の岸田総理も同じかもしれません。
前回の本コラムでご紹介した日経・テレ東の調査(9月の自民党総裁選後も岸田政権が続くことに反対する国民が8割)に続き、8月3~4日に行われたJNNの世論調査でも、総裁選で岸田氏の交代を望む声が70%にのぼることがわかりました。こちらは首相を辞任しても捕まったりしません。イスラエル同様、国民の声を聞くべきときではないでしょうか。
米国グローバリズムのエージェントを国民世論で辞任に追い込むことができれば、グローバル支配階層の横暴も国民の力で抑止できることを示す格好の事例になるでしょう。トランプが闘う敵は私たち日本国民の敵でもある。そんな「真実」を掲げる「愛国国民派」の軸が日本の国政にも欠かせなくなっている。私も日々、このことを街頭で訴えています。
ここで「真実」と記したのは、いまやグローバルサウス諸国のほうが、プロパガンダによる情報操作に染まったG7諸国よりも正しく国際情勢を理解しているという実態があるからです。ウクライナ戦争を巡っても、いまや実質的な経済規模でG7を抜くBRICsを中心とするこれら諸国の大半が反米であり、対ロシア経済制裁に参加していません。
そのような中で、かつてアラブ諸国から最も信頼されてきたのが日本でしたが、現在ではアラブ諸国において中国のほうがプライオリティが上になっているようです。産油国もそうですが、米国べったりの日本がこれ以上、これら反米諸国の意向に反する外交を続けると、とんでもないしっぺ返しを食うことになるかもしれません。石油が入ってこなくなる…?今回は以下、前述の石田氏との対談の内容をご紹介いたします。
●相次ぐ暗殺…イランを敵に米国も引き込んで全面戦争を起こしたいイスラエルの思惑
まず、先日のハマス最高指導者であるハニヤ氏の暗殺は、イランの首都テヘランの宿泊先に二か月前から仕掛けられた爆発物によるものでした。イラン側の声明ではイスラエルが実行したとしていますが、イスラエルはノーコメント。ただ、似たようなことはこれまでも何度もあったようです。石田氏によると…「イラン国内での重要人物の死亡につき、イスラエルがやったとイランが言っても、イスラエルは知らん顔。サイレントウォーだ。不審な殺害事件が続いている。イスラエルの諜報機関は世界一、証拠を残さない。」
「今回は、二か月前に、ハニヤ氏がそこにその日に滞在することを把握していた。イスラエル側のエージェントがイランにいた。同じ日にヒズボラの司令官も殺害された。ゴラン高原でサッカー場がミサイル攻撃。イスラエルはヒズボラ側の仕業だとし、報復するとした。ヒズボラはこれまでも、自ら攻撃したら発表してきた。今回は、断固としてやってないと発表。イスラエルの自作自演か?そして今回の報復殺害に。」
「イスラエルとしては米国を戦争に引っ張り出したい思惑がある。イランを攻撃したい。『オクトパスドクトリン』。現在の第六次ネタニヤフ内閣が発表。イランのタコの足をモグラ叩きしても拉致があかないので、頭であるイランの心臓部を狙う。最高指導者、核施設、テヘランが心臓部。ライシ前大統領のヘリ事故も、このドクトリンの一環。大統領を消す。」
「このヘリ墜落も不審点がいっぱい。2機は無事だったのに、大統領の乗ったヘリだけが。悪天候の雲の中にわざわざ入った。なんらかの工作?証拠はない。やっぱりイスラエル?」
「米国を引き込みたいのはイスラエルが全面戦争を起こしたいからだ。今の第六次ネタニヤフ内閣が普通ではない。ただ、75~80%のイスラエル人は普通だ。交渉して人質を返してもらおう、戦争やりたくない、と。しかし、戦争を続けるしかない事情がある。」
●戦争がエスカレートするイスラエル側のメカニズム
「3人の閣僚が戦争を遂行。過激派のシオニストたちだ。グレーターイスラエル構想、ナイル河からユーフラテス河がユダヤ人の土地、アラブ人はヒューマンアニマル、動物だと記者会見でも言っている。パレスチナ人の殲滅。この3人に操られているのがネタニヤフ。」
「首相を辞めたら汚職で逮捕される。戦時内閣として内閣が存続している。選挙をやっている場合でない、戒厳令だと。しかし、ガザはほぼ廃墟。戦争をやる場所がない。ハマスは600Kmとされる地下トンネルのどこにいるか分からない。トンネルを埋め尽くさない限り、ハマス殲滅は無理だし、誰がハマスかわからない。」
「もう戦争をやりようがなく、レバノンに矛先を向ける。下がガザで上がレバノン。二正面作戦を20万の軍隊を分散させて。ヒズボラは民兵も集めて30万人を超える。ロケットミサイル砲も何十万発。全面戦争になるとイスラエルは相当厳しい闘いに。それでもやる。最後の一人でも闘うとしている。バイデン政権への不信感もイスラエルにはある。支援してくれるかどうかわからないと。ただ、どうせ支援を打ち切れないだろうと。ユダヤ人の支援で米政治は成り立っているからだ。一人でもという崖っぷち感覚。」
「イランやヒズボラを引っ張り出すと、世界大戦の匂い。ハニヤ氏の殺害で、イランは血の報復をすると。何もしないわけにはいかない。両方とも核保有国。イランは実際には核兵器を保有。濃縮度90%、核兵器仕様にしかならない。イスラエルも核を持っている。」
「核が使われる可能性がある。だが、テルアビブに核を撃ち込まれたらイスラエルは終わる。アイアンドームでも迎撃しきれない。イスラエルもテヘランに焦点を定めて準備している。普通は相互確証破壊で核戦争は起きないが、その思想がネタニヤフ内閣にはきかない。まさに自殺行為だ。さし差し違えると。」
「だから、昨年の10月7日以前から、イスラエルから国民が国外脱出。30%が国外脱出希望組。50%との説も。今の内閣の恐ろしさはイスラエル国民がいちばん分かっている。」
●アラブ諸国を反米にしたバイデン中東外交の大失策
ではなぜ、イスラエルはイランと交戦しようとしているのか…「元々、両国は1979年までは仲が良かった。イラン革命の前はパーレビ王朝。米国べったり。しかし、国民は貧しいまま、政府は私腹。それに対して、イラン革命で実権を握ったホメイニ師は厳格なイスラム。彼らにとって聖地エルサレムを奪ったイスラエルは、地球上から排除する対象。」
「イランの国家理念がイスラエル壊滅だ。こうしてイスラエルを滅ぼすとしているイランが核開発をしている。イスラエルにとっては、イランは無くさなければならない国だ。この戦争はどちらかが死ぬまで終わらない。イランの政権を替えるとか。パーレビ王朝に戻すとか。王家の親戚は世界に沢山いる。」
「トランプ氏はイランに対して強硬。大統領だった時に実現したのがアブラハム合意。イスラエルとアラブ諸国をくっつけてイラン包囲網を創るという考え方。イスラエルとアラブ諸国とイランはそれぞれが対立、三角関係だったが、イスラエルとアラブ諸国が喧嘩している場合ではないだろうと。その結果がアブラハム合意。」
「それに対してバイデンはイラン宥和政策。バイデンの仕事はトランプの実績をひっくり返すことだった。そしてトランプの実績はオバマの実績をひっくり返すことだった。オバマの時にイラン核合意。これは段階的経済制裁解除。トランプ大統領になって、米国はここから一方的に離脱。バイデンはイランに対して宥和で、核合意復活と言ってきた。」
「そして、イランの凍結資産は解除され、それでハマスに軍事支援、ヒズボラにもフーシ派にも。バイデン政権の間に、彼らはいずれもバイデンのおかげで強靭化した。」
「バイデンは民主党マニフェストで環境問題と人権問題。そこで真っ先に目の敵にしたのがサウジ。それがアラブ諸国との間に亀裂を招いた。サウジを世界ののけ者にすることでアラブ諸国が米国に不信感。トランプと真逆で掌返し。そして米国はアラブの敵であるイランに核合意で寄り添った。バイデンは外交的失敗だらけ。」
●際限のない暗殺と戦争…そうせざるを得ないネタニヤフ氏の事情
「ヒズボラの動きは、対イスラエルで2つの戦略。一つ目は、レバノン南部での小競り合いが長期的に続く戦略。二つ目が、レバノン全域にイスラエルが攻撃、周辺国を巻き込んだ大戦争となる。これは長く続かない壊滅的な戦争になる。どっちに転んでもいいように戦略を練っているが、二つ目のほうが可能性が高くなっている。」
「ベイルートまでイスラエルは攻撃し、司令官も殺害。ヒズボラ指導者のナスララの暗殺工作をもイスラエルは考えている。ハマスの指導者を消し、ヒズボラの指導者を消し、フーシも、イランの最高指導者も…。ハメネイ師。イランは選挙で大統領を選ぶ国だが、大統領の上にイスラム最高指導者、神のような存在。ハメネイがいる限り、彼が強硬なので、イランは変わらないというのが国民の本音。だから選挙の投票率は低い。」
「今度の大統領は穏健派だが、その上にハメネイがいる。暗殺するならそっちまで?一歩手前のライシ大統領がやられた。際限がない。次々とやってくる。イスラエルとしては時間をかけていられない。ネタニヤフが逮捕されてしまうからだ。事を片付けてイスラエルが勝った、とやりたい。総選挙で国民の支持を得るために。汚職を乗り超えるために。」
「たくさんの人の命が失われても、そして戦争をやって大変な思いをするよりも、ネタニヤフが刑務所に入った方が国民もハッピーだし、本人もラク。そんな中でリーダーをやっているぐらいなら、汚職で刑務所に入った方が人間として幸せでは?」
●トランプ暗殺にはイスラエルが関わっている?ハリスでは勝てない、大統領選の行方
「トランプ暗殺未遂もイスラエルが関わっているのではないか。トランプを消したい人は誰か。ゼレンスキーとネタニヤフ。トランプはウクライナ戦争を終わらせる、ウクライナにおカネを渡さないとしている。イスラエルに対しても戦争を終わらせると言っている。NATOから脱退するとも。それらはこの両人が困る。」
「ゼレンスキーも大統領選挙を延期している。選挙をやられては困るというのも両人は同じ。ネタニヤフの場合、民主党側に米大統領を継続してほしい。戦争を継続させてくれるし、戦争屋さんだ。武器と製薬業界と金融機関。この3セクターに巨額の利益をもたらすのが今のワシントンのミッション。」
「トランプ暗殺未遂は警告だという人もいる。殺すつもりはなく、わざと外した。間違ってかすってしまった。誤射。本当に殺すなら20歳の少年ではなく、ガチのスナイパーを用意するはず。しかも、ブラックロックが保有するビルの屋上から撃ち、犯人はブラックロックのCMに出ており、襲撃の前日、トランプの会社に異様な空売り、その関係者がブラックロックとされている。あの襲撃を事前に知っていた可能性が高い。」
「バイデンは撤退をXで発表しているが、それまで誰も知らなかった。本人がXを更新していない。誰かが代わりにやっている。オバマが関わっているとされている。その直前まで、バイデンはやる気満々だった。急だった。バイデンは脅されているのかもしれない。」
「ただ、民主党はバイデン以外、トランプに勝てる人材がいない。民主党の知事たちも今回はやりたくないと撤退表明。ミッシェル・オバマ、民主党大会までわからない、出てくるか…。米国民みんなが知っている有名人、対抗できる著名人は他にいない。」
「他方で、ハリスを知らない人はいっぱいいる。ハリスでは勝てない。できるところまで持ち上げ報道をして、でも厳しいと判断したら、ミシェルオバマが出てくるか、トランプを消すか、不正選挙をするか…だから、銃撃事件は何回か起きる。それはトランプも分かっている。本来なら、自宅オンラインだが、彼は拒否している、俺は出ていくと。」
「彼は闘う姿勢満々。それは米国のために、を通り越して、世界のためにだ。トランプが当選しないと、第三次大戦の火ぶたが切られる。」
「戦火は中東だけではなく東アジアも考えられる。最近の岸田政権とNATOの動きはヤバい。北海道での演習や、『NATOの高みにのぼる』との岸田発言。総司令部を日本につくるとか…。『北大西洋』条約機構だ。関係ない。ロシアをNATOが西側から、今度は日本という東側からも…追い詰められたら、ロシアは世界最大の核保有国だ。」
●世界の大勢は反米、反グローバリズム…アラブ諸国の日本への信頼は低下
パリ五輪開会式については…「ヤバくないか。開会式は人類の閉会式だと言う人がいる。男と女が競技で闘っている。心は女でも体は男。女子の鼻が折れた。下手すると五輪で人が死ぬ。最後の晩餐、完璧なポリコレ。互いの理解は必要だし、性同一障害は病だから、その考え方を理解するのは必要だが、それを法制度化し、強制するのがおかしい。」
「子供たちに与える影響。性差は関係ないという洗脳。この演出を了解していたマクロンは、ダボス会議のシュワブの一番弟子。グローバリズムオリンピックだ。今までと毛色が違う。米国では性転換のために子どもを連れ去ることを合法化している州がある。」
「世界の終わりを本気で目指している人たちがいる。自分たちに都合の良い世界観を創る。WHO、EU、NATOなど。軍事はNATO、ワクチンはWHO、金融はIMF…ヤバいのは、そういうワシントンに忖度している日本のマスコミ。広告。CM。スポンサー代が払えるのは大手だけ。受信料で成り立っているはずの国営放送も、報道は滅茶苦茶。」
「カールソンがプーチンにインタビューに行く前に、西側諸国のメディアはウソで塗りつぶしてきたことに我々は気付いていたが、グローバルサウスはとうに気づいていた、と。世界の潮流に乗り遅れてきたのがG7だ。」
「アルジャジーラは世界でいちばん中立的。カタールの王様がポケットマネーで。普通ならカタール政府に忖度?だが、政府のスキャンダメもバンバン流す。カタール政府が目指すのは、世界のメディアセンター。そのために変に加工せずに、そのまま流す方針。スポンサーはなく、王族のカネと世界のメディアの映像使用料で成り立っている。」
「テロリストの犯行声明も、そういうメディアなので、アルジェジーラに送る。フジテレビなら加工してしまう。インドのメディアも良い。TVや新聞しか見ていない日本の人たちは、未だに早くワクチンを打ちたいとか、ウ戦争もロシアが悪だ、ウを助けなければならないんだと。まず考えるべきは日本の国益のはず。いま大勢の人が知らされているのはファクトではなく、日本のテレビ報道を見て、プーチンを倒すんだと言っているだけ。」
「そんな中で、日本に対するアラブからの信頼が低下している。彼らは米国に対して線を引いているのに、日本は米国にべったり。大丈夫か?日本は、と。中国とサウジに楔を打ちに岸田氏はサウジに行くと産経が報道。サウジは中国にとり、いちばんの経済優先国。」
「中国も大量の原油を輸入。私も仲間にと言うならまだしも、楔とは…。優先度は日本よりも中国のほうが高くなっている。そんな中国と日本は対峙すると、サウジと中国はがっつりなので、日本への石油はとまる。日本の中東依存度が高まっている中で…。」
●エゼキエル書のシナリオ通りの戦争突入を図るイスラエル
「旧約聖書のエゼキエル書。シオンの地とグレーターイスラエル。過激派原理主義ユダヤ教徒は、旧約聖書の通りに世界は動いていくと考えている。ロシアとトルコとイランがイスラエルに進軍、南からはスーダンとリビア。イスラエルは耐えられなくなり、欧州に逃げ、そのあと巨大地震で、これら各国の軍隊は全滅。よってイスラエルは神によって守られたと。だから我々が選ばれた民なのだと。そのストーリーを意図的に創っている。」
「ヒズボラとの全面戦争になると、イランは黙って見ているわけにはいかない。イランの同盟国ロシアも参戦。トルコも今やイスラエルと断交。経済制裁も。貿易断絶で。トルコはロシアとの軍事同盟を協議。NATOを出なければならなくなる。」
「トルコ、ロシア、イランがつながる。リビアとスーダンはロシアのワグネルの影響力が大きい。巨大な地震も…あのトルコの大地震は人工地震だと言い続けているのがアンカラの市長。あのあたりで起きるなら、地下核施設の振動が十分考えられるとの文献もある。」
「イスラエルには地下核施設がいくつもある。そこで核爆発を起こしたら大地震になることは考えられる。それを時限爆弾のようにイスラエルが仕組んでいることも考えられる。ユダヤ人が逃げ切ったあとに…今回のハニヤ氏の殺害も二か月前から。遠隔操作していた。技術的には余裕。世界はエゼキエル書に近づいている?恐ろしい話だ。」
…このような予言の実現はなんとしても阻止しなければなりません。その意味でもグローバリズムと闘うトランプ氏の大統領再選は重要な意味を持ちますが、日本でも、かつて靖國の英霊が闘ったのも当時のグローバリズムでした。大東亜戦争において私たちの先人たちは、植民地無き平等な国際秩序を創る偉業を成し遂げたことを忘れてはなりません。
靖國の英霊たちが闘ったのは、ソ連のコミンテルンの策略にルーズベルト政権が乗せられて世界に戦争を起こした当時のグローバリズムでした。その闘いが現在も続いていることを考えると、いま日本は、自らが世界の反グローバリズムの先導者の立場にあることを想起すべきときを迎えているのかもしれません。
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