• 松田学

知られざる日本の国柄のすばらしさ~来たる参院選で真の民主政治に向けた歴史的転換を果たすために~

私は来たる7月の参院選において、参政党の全国比例の候補予定者としてこのところ、街頭演説や集会などの活動で飛び回っておりますが、戦後初めて、国民運動の盛り上がりによる真の参加型の民主政治が始まりそうな勢いです。5月の政治資金パーティー「イシキカイカクサミット」ではチケットが通常通り2万円であるにも関わらず、動員もせずに、5,000人以上が参加、これも動員などしていない日頃の街頭演説でも、1,000人超えが何度も起こる盛り上がり方です。私が神谷氏とで二年前に結党したこの党の党員党友も現時点では5万人に迫り、一日1,000~1,500人ずつ増加している状況です。


今度の参院選では、私を含めた5人の比例候補予定者(松田学、吉野敏明、赤尾由美、武田邦彦、神谷宗幣)が立つ予定ですが、次々と国民からの寄付が集まり、3億円を超え、ついに、これは国政に初めて挑戦する新党としては前例がないと思いますが、全選挙区(地方選挙区45)に候補者を立てることになりました。総勢50人が立つことになります。良い人に選挙に出てもらうには、党が300万円の公認料と最低限の選挙費用を負担しなければなりません。ここは「公認受けたいならカネ持って来い」の他党とも異なる点です。


党員たちも、候補予定者たちも、いわゆる職業政治家とは異なる、ごく普通の社会人や主婦の方々。このままでは子どもたちに良い日本を残せなくなる、この日本の国をなんとかしようとの思いで、危機感を我が事として抱きながら、立ち上がってくれています。


この前代未聞だらけの参政党現象、何のバックも利権もありません。多くの国民の期待と熱意だけで、ここまで来ています。コロナで「何かおかしい」という気付きが国民にじわじわと広がり、すでに起こっていた意識変化が、「投票したい政党がないから自分たちで作ってみた」の精神で立党したこの党の急拡大という形で顕在化したのかもしれません。


日本国民の間で何かが起きている、もしかすると、政治が本当に変わるかもしれない…今度の参院選が戦後政治史のなかで歴史的な意味を持つものとなるよう、現在、私も参政党の共同代表として全力を挙げて選挙の準備を進めているところです。


この参政党の立場や政策については同党のホームページ(「新しい国づくり十の柱」など)をご覧いただければと思いますが、政策の策定を事実上担ったのは私でしたので、「松田プラン」やブロックチェーン革命などが盛り込まれているのは言うまでもありません。


その他、同党は、コロナ禍(及びウクライナ戦争)でも正体を現した「グローバリズム全体主義」に対抗して、「自由社会を守る国民国家」という新しい軸を打ち出しています。個別の政策のなかでは、政府の誤ったコロナ政策の犠牲になった飲食、観光の再興を、地方の伝統文化の維持という観点からも唱えています。また、全体的に、これまでの「右か左か」という軸ではなく、「前か後ろか」という軸になるべき時代にあって、何事も、世界一の歴史や文化を営んできた日本の国を起点に物事を組み立てる立場をとっています。


今回は、これらの立場に近い論者3人が松田政策研究所chで語った内容をご紹介します。


●グローバリストに対抗する国民の自由への動きが各国でも高まっている…我那覇真子氏

バイデン大統領が訪日して岸田総理に、拡大抑止とか、安保5条の適用、台湾有事の際の軍事介入などを約束しましたが、そもそもグローバリストに操られたバイデン自体を信用できるのか…。米国内でも、一般国民の間に燎原の如く、グローバリストによる「陰謀」の話題が広がり、バイデン政権自体の正当性には疑問が投げかけられ、米軍に対する信頼すら低下しているようです。ナマの米国の実情をよく知るジャーナリストの我那覇真子さんによると、グローバリストの陰謀によって起こされたウクライナに戦費を投入するぐらいなら、国内の改善に税金を投入せよ、そんな世論も米国内では高まっているとのこと。


いま、欧米では、グローバリストから抑圧された国民たちが立ち上がろうとする動きが広がっているそうです。私たちが組むべきなのは、こうした目覚めで動き始めた各国の国民かもしれません。日本でその役割を果たすのが参政党だといえます。


バイデン政権になって米国は?…「もう内戦がおこるのではないか、それは去年から言われていて、状況は悪くなる一方。バイデン政権になってから、1年間で200万人も不法入国があった。明らかにおかしい報道ばかりだ。それは各国も同じ。自国の国境も守らない政権が、どうして他国を守るためにあれだけのカネを使うのか…と。」(我那覇氏)


「いまも多くの米国民が、今の大統領は正当な方法で選ばれていないと言っている。Occupied Government、乗っ取られた。そのリーダーがバイデンだとされている。日本では『陰謀論』とされがちだが、米国で驚いたのは、『陰謀』というよりも、米国人が普通に井戸端会議で…おばさんたちが、ビル・ゲイツがどうとか…。かなりの人たちが勉強している。世界経済フォーラムがどんな内容かを普通の国民が発信している。意識面で情報戦についての認識が日本よりも先に行っている。意識を持つ国民がどんどん増えている。」


●間違った政府のコロナ対策が日本の文化やアイデンティティを破壊…岩崎芳太郎氏

新型コロナやワクチン政策については、私も本メルマガでもすでにご案内のとおりですし、これは参政党も同じですが、政府の施策に対して井上正康先生などからの医学的、科学的な知見も踏まえて、一貫してモードチェンジを訴えてまいりました。


飲食、観光、運輸…と言えば、政府がコロナで痛めつけた三大産業。これから社会が正常化したとしても、政府の政策の間違いでもう立ち直れないし、どんどん辞めていっている。インバウンドが復活しても対応できない。それどころか、地方の飲食、観光業は日本の伝統文化そのものでもある。これが絶滅しようとしている。


コロナ政策の間違いを指摘し、日本のアイデンティティを大切にしようとする立場として、参政党こそが、飲食、観光業のために、政府に、その責任を取れと、主張する大義名分があります。これは特定業界の保護という次元を超えた問題です。ほっておけば、外資によって、日本の伝統文化はどんどん壊されていくだけでしょう。


岩崎芳太郎氏は鹿児島を代表する名門、岩崎産業グループの会長であるとともに、商工会議所会頭として、九州経済界のリーダーのお一人。著書もいくつかある論客で、一貫してグローバリズム構造改革が地方を殺すという趣旨の論陣を張ってきた方です。その岩崎氏も、政権与党との関係で立場上、難しいものの、内心は参政党を応援してくれています。


飲食や観光は無形資産の継承によって成り立つストックビジネスであり、キャッシュフローの世界にはなじまないようです。本当に観光資源と日本文化を守りたいなら、グローバル市場経済を超えた次元で、政府が責任をもって、財政面で再興策を講じるべきでしょう。参政党はコロナ融資返済を先送りする「令和のモラトリアム」をすでに政策として掲げています。それに必要な財政負担は「松田プラン」で…。


「観光関連はプライドが高い。自分で工夫して稼いでいこう、飲食業や旅館はそうで、お金下さいとは言いたくないこと。観光とは精神的には自助産業。自分の誇りで料理を出している。しかし、さすがに我々も財産を売って、借金が増えて、倒産しかないなら、なんとかしてくださいと、こう思い始めている。」(岩崎氏)


「コロナ融資制度の償還を控えているが、返せない。観光は生業という側面。キャッシュフローの世界ではなく、ストックビジネス。人件費というより投資した財産。料理長は人件費ではなく財産。ミシュランの評価も財産。係りの人が知っていて、よくわかっていて…全部財産。それもジェネレーションを回して継承していかねばならない。」


「それを政府のコロナ対策が壊した。欧米の資本だと壊れてしまう。日本中でコロナの前まで、みんながんばってきた。それが大赤字で借金が増えて、財産を潰して…傷んでいる人間に対しては、税金で協力してほしいもの。よくがんばってきたと。それがないと今までの無形資産がなくなる。日本のアイデンティティも…。」


●西洋よりも千年進んでいた日本こそが世界に大調和を生む時代に…小名木善行氏

その日本のアイデンティティですが、参政党は日本の国柄を自らの軸とし、日本の国に立って物事を考え、何事も日本に答を求めようとする政党です。そして、「世界に大調和を生む」ことを理念に掲げています。まさにいま、人類文明は大調和に答を求める時代に入っている。これからの世界がなぜ、日本にモデルを求めるようになるのか、その理由を国史啓蒙家の小名木善行氏にたっぷりと語っていただきました。


同氏によると、日本の文明は欧州よりも千年、進んでいた…。日本は世界の中で最も知恵のある極楽浄土と位置付けられてきた歴史があるようです。刑法の要らない国、お天道様が見ている、迷惑はかけられない、日本はそういう国です。かたや、西洋文明は徹底した女性差別、日本は男女が相談し合って「くにうみ」をした国。日本にはポリコレのような遅れた文明の産物は適用されない…。


なぜグローバリストは危険なのか、なぜ国家意識が大事なのか、それも日本から出てくる答えです。小さなコミュニティの中で豊かで安心できる社会を創っていく。それが多種多様に展開していく。この日本古来の営みこそが、これからの世界文明の軸になる。


だから、私は「日本新秩序」を唱えてきました。だからこそ、私は自由で自律的で多様なコミュニティを支えるブロックチェーン革命を提唱してきました。小名木氏とは、参政党の基本理念が十全に語られた対談となりました。自分たちの心がけ次第で良い未来がやってくる、だから自分たちも政治に参加しよう、だから、参政党なのである。以下は、小名木氏が語った内容です。


「いよいよ大調和を生むタイミングに入ってきた。もともとあまりに日本の民度が高すぎた。欧州に比べて1,000年開きがあった(日本のほうが進んでいる)。」


●お天道様が見ている…日本は刑法の要らない国だった

「いきなり判決を書くのではなく、なぜ懲役3年なのか、情状酌量の余地がなぜあるのか、明確に書かねばならないというお触れを昔の日本は出していた。今も日本の裁判はそうなっている。日本の方が裁判には古い歴史がある。日本はかつて、刑法をつくろうとしなかった。大宝律令の律が刑法、令が民法。令では、となりの家の柿の木が大きくなって、こちらの庭に柿の実が落ちたらどちらのものか、八世紀には詳細な解説が生まれていた。」


「法学は日本でものすごく進歩していた。しかし、刑法はなかった。なぜか。人を殺したら死罪と決めたとすると、でも、やむを得ない正当防衛ならどうなる。目の前に殺人があってしょっぴいて、でも、理由があるとなったら、どう判断したら良いのか。法律で決まっていても、つかまらなければ何やっても良い?日本の左の人たちはそうだが…。しかし、みつかりさえしなければ何やってもいいというのはおかしい。お天道様が見ている。」


「今でいえばSWIFTになるが、江戸時代の遠隔地への現金送金は、日本橋の橋のたもとの三越と橋の間のところに農産物直売場のような施設があって、更衣室のような棚に各藩の棚があり、現金を風呂敷で包んで、宛先を書いた札を貼って置くだけだった。送金手数料は箱に入れる。見張りもいない。全国からよそ者が通る場所。毎日何万両という大金が積まれている。時間になると飛脚が運んでいく。265年の江戸時代を通じて、ここで盗難事件は一件も発生しなかった。」


「お金をとったら刑法で処罰すると決めても、盗ったのではない、そもそもウチのカネだとか、法律で決まっていても言い訳ができる。捕まらねば罰を受けない国柄がいいのか、みんなが誰も見ていないのにお天道様が見ているという道徳観を共有する国のどちらがいいのか。後者がいいならば、刑法は要らない。」


「お上が裁判で悪人を断罪したら、『悪』という墨が入る。そうなったら、一生パー。社会的に葬られる。長屋の場合、悪人が発生して犯罪が発生したら、長屋おとり潰し。向こう三軒両隣りの税金が三倍増し、地主は島流し。だから、悪い人を出さない。親や親せきに迷惑をかける。そこで思いとどまることができる。みんなで豊かで安心できる。」


「グローバリストの危険は、世界政府という極端に大きなものと、超個人。極端と極端になること。世界政府ができても、地域で歴史文化が違う。地域ごとに気候風土に根差した文化があるのが大切というなら、共同体としての国家が、超個人よりも世界政府よりも大切なものになる。極端な理想はいずれも現実味がない、それを掲げてユートピアというのが共産主義。それで幸せになれた国はない。幸せになれた人はいる。毛沢東さんとか…。」


●西洋が女性差別の文明であるがゆえのポリコレは日本にはそもそも無縁のもの

「多様性に対する寛容は日本古来の考え方。みんな考え方は違うから17条憲法に書いてある。だからこそ、『和を尊しとなす』。議論する時に人を呪ってはいけない、個人攻撃をしてはいけない。大事なことを議論する時には、面(つら)を上げる。これを『あげつらう』という。しっかりと議論しましょう。和を尊ぶ、人を呪ってはいけない…このルールのもとでちゃんと議論するべし。」


ちなみに、出る杭は打たれるのか、躍進する参政党に対する誹謗中傷も日々、激しくなっており、政党も、よその政党の悪口ばかり言う政党だらけですが、「人の名誉を奪うことこそが悪。参政党の演説を聴いていると、事実は言うが、アバウトに言う中で、個人を攻撃することはしない。『もりかけ』食ったとは言わない。」


ポリコレについては…「西洋は大変。旧約聖書では、女性とは、イヴは、蛇に誘われてリンゴの実を食べ、旦那に勧めて、ゼウスに叱られるが、『私は神がつくった蛇に勧められた』と。被害者を装う。そこでゼウスが激怒し、罰を与えた。これが出産の苦しみ。哺乳類で人間が最も出産の苦しみが大きい。一生旦那に縛られる苦しみがもう一つ。これが女性に与えられた原罪。私は私、もっと自由ということで始まったのがジェンダーフリー。」


「ギリシャ神話では最初の女性はパンドラ。ゼウスがなぜパンドラを作ったか。男ばかりだった平和で豊かな人類社会を壊すため。命を吹き込むときに美貌とともに妬みそねみ、好奇心を与えた。箱を与えて『開けてはいけない』。しかし、好奇心。地上に行って結婚。新婚早々は箱より旦那。半年すると旦那に飽きてきて、箱が気になって仕方ない。好奇心を押さえられず、開けてしまう。そこから、ありとあらゆる人類の害毒が高笑いして飛び出して人類に広がる。最後に残ったのが希望。日本人は希望のところしか教わっていない。」


「アテネとスパルタの戦争も女性が原因でとされている。女性によってありとあらゆる争いが起こっている。日本では親が女の子ぶたないか?と聞かれる。ぶたないというと、信じられない、と。寄ると触るとビットビット。前提が違う。大人になったら、もう父母の言うことなんか聞かないとなる。ぶってごらんなさいとなる。」


以上が西洋だとすると、では、日本は…「日本書紀では、男女の初めはいざなぎといざなみ。一緒に相談してどこか良い国はないか、島をつくろう。『ともにはかりて曰くには』、旦那が勝手に作ったのではなく、話し合って。喜び溢れる楽しい国をと。そこで『くにうみ』をした。ともに男女が話し合って。それが男女の出発点になった国が日本。だからこそ、かあちゃんのためだと、働ける。自分のためなら、休もうぜとなるが。」


●日本は元来、知恵に満ちた極楽浄土…良き未来が来るかどうかは自らの心がけ次第

「もともと、極楽浄土とは日本のことだった。世界の言語の始まりも、日本語だったのかもしれない。日本は孤立していたのではなく、元々世界にいろんな文化を提供していた。大陸から文化が入ってきたという見方が成り立つなら、逆もまた真なり。口語体は主語が省かれる。『行く、俺、新宿、飲みにいこう、のもうぜ、みんなで。』…語順は固定されていない。日本語は語順できれいに話す人がいない。文語体自体が別な目的。日本語は自由度が高い。世界の言語の初めだったかもしれない。」


「3万8千年前に、石を遠隔に積んで往来する船があった。外洋航海術があった。日本はものすごい文明を持っていた。最高の文明国だった。鉄器も弥生時代の初め、3,000年前、あのころはヒッタイトが世界初の鉄器文明と言われるが、日本が最も早かったかもしれない。青銅器は縄文時代、弥生時代には鉄器、しかし、それで武器ではなく、農機具を作っていた。戦うのではなく、豊かになることを大事にした。」


「そのためのコミュニティを大事にした。世界でこれから求められるのは、縄文、弥生文明。一つの小さなコミュニティの中で安心で豊かな社会。これをみんなで大切に育てていこう。日本は世界のモデルになる。エジソンがそう言っている。日本に生まれただけでありがたいこと。落ち込んでいる必要はない。」


「この30年間、日本は酷い状態だった。このままだと未来は酷いとなるが、過去→現在→未来というのは、西洋の考え方。日本では、未来から過去へと流れていく。過去は過ぎ去った。どんな未来になるかは、みんなの心がけ次第。家をきれいにしていると、良い未来というお客様がくる。どんな未来がくるかは心がけ次第。だから参政党。」


「30年間、『改革カイカク』と言いながら、給料は上がっていない。日本人が爪の垢をともして働いても、海外にダンプカーで持って行かれる。日本人がみんなで豊かに安心して暮らしていけるように、政治を変えていこう。政治家に期待できないから俺たちでやろう。」


「未来に希望を描いて、素晴らしいものが来るというのは大体、ウソ。どういう未来に来てもらうか、それは今の自分たちの心がけ次第。みんなで政治に参加して日本をいい国にしようという決意を参政党で固めれば、いい未来しか来ない。」


政治は国民の参加で創るもの。新しい国づくりは、国民の意識あってこそ進められるもの。参院選で訴えていきたいものです。

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